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最新ニュース

  • 2014年12月21日

    セツビのセ No.14 何やら絵画が....

    そおそお、今年もあと僅か。あっという間です。

    そしてコザル舎完成まであと2か月少し。

    本日は、少し暖かい?寒いのですが、昨日よりましという意味です。

    でも雨が。

    そんな中、工事進んでいます。

     

    足場、防音パネルがなくなり、外観が見えるようになりました。

    南側から

     

    IMG_1431

     

    西側から

     

    IMG_1399

     

    1階北側。先日、サッシとガラスが入りました。

     

    IMG_1422

     

    キーパー通路はこのとおり

     

    IMG_1423

     

    2階北側観覧通路。これも先日、サッシとガラスが入りました。

     

    IMG_1420

     

    コザル舎北側の類人猿舎から見るとこんな感じ。

    白い幕が2か所あります。そこが類人猿舎とコザル舎の

    連絡橋になります。

     

    IMG_1449

     

    西南から見上げると。

     

    IMG_1409

     

    西端の放飼場の壁に何やら絵画が......

    これは擬岩工事の下書きです。

    これにそって、鉄筋を溶接して膨らませていきます。

     

    IMG_1410

     

    事務所へ戻る途中、水禽舎を見ましたら、オシドリが

    雨の中、水浴び中。

     

    IMG_1442

     

    IMG_1441

     

    水を浴びても、この完璧な撥水。

    さすが水鳥。

    車にもこの撥水性能が欲しいですう。

     

    ZiZi1号

  • 2014年12月20日

    あかちゃんシリーズ9  カメの繁殖

    今回はカメの話題です。当園では16種類ものカメを飼育しています。

    繁殖の難しいリクガメを中心に人工孵化による繁殖に力を入れてきました。そして、昨年から次々とカメたちが繁殖しはじめました。

     

    王子動物園では、1999年にインドホシガメを日本で初めて繁殖させた経験があります。その技術は後輩たちに受け継がれ、新しい技術も加え、結果が出始めたのです。

     

    2013年には日本の動物園では初めて孵化器を用いてニシキマゲクビガメの人工ふ化、育成に成功しました。

     

    孵化器1

    手作りの孵化器(保温電球とサーモスタットと水鉢やミズゴケ、土を入れて温湿度を管理している)

     

    孵化器内部2

    孵化器の内部(卵がいっぱいです)

     

     

    その後も次々と繁殖が成功しています。現在、繁殖に成功して展示している子ガメは、ニシキマゲクビガメとヒョウモンリクガメ、アカアシガメです。

     

     ニシキマゲクビガメ親

    ニシキマゲクビガメの親

     

    ニシキマゲクビガメ子供

    ニシキマゲクビガメの子供

     

     

    アカアシガメ親

    アカアシガメの親

     

    アカアシガメ子供

    アカアシガメの子供

     

     

    ヒョウモンガメ親

    ヒョウモンリクガメの親

     

    ヒョウモンガメ子供

    ヒョウモンリクガメの子供

     

     

    甲羅に番号記入

    子ガメがたくさんいるので健康管理のために個体識別をするのに甲羅に番号を記入します。

     

    体重測定

    体重測定。健康管理のために一番重要な仕事です。

     

    お風呂

    便で汚れてしまうので、お湯で洗ってあげます。

     

    展示している子ガメの看板

    展示している子ガメの看板。

     

    先日、私が担当者に『たくさんのカメが孵化しておめでとうございます』と話したら、

    担当者からは、『どうしてこんなに沢山の孵化に成功したのか、完全にはわかっていません。これがわからなければ成功したと言えないのです』と言われました。

    彼らは繁殖に成功しただけでは満足していなかったのです。

    凄く嬉しい言葉でした。

     

    これからも試行錯誤しながら、稀少種の繁殖、種の保全に貢献してくれることと思います。

    この子ガメは太陽の動物舎の中で展示していますので、ぜひご覧下さい。

     

    そーかつ☆ 

  • 2014年12月18日

    冬の動物園

    寒い日が続きますね! 昨日、今日と王子動物園でも雪が降っていましたし、ふれあい広場などでは氷もはっていました。

     

    DSC_1723 

     

    DSC05389

     

    今日は冬の動物園について紹介します(=゜ω゜)ノ

     

    DSC_1719

     

    みどころページでは「ホッキョクグマのドボンタイム」をご紹介しておりますが、冬期は休止となっています。

     

    実は寒いところが好きなはずのホッキョクグマも、わざわざ冷たいプールに飛び込むのは嫌なようなのです!

     

    しかし、12月~2月の間は「ホッキョクグマの雪あそび」を毎週土・日曜日の13時15分より開催しています♪

     

    降雪機で積もらせた雪山の中にエサを隠し、ホッキョクグマのアイス・みゆきに探し出してもらいます。

     

    DSC_7105

     

    写真はみゆきが頑張って掘っている上から雪が降ってきて、降雪機に怒っているところです!!

     

     

    また、寒いところが好きなのはホッキョクグマだけでなく、ジャイアントパンダもです♪

     

    昨年王子動物園に雪が降ったときには大喜びでした(≧艸≦)

     

    DSC_7739

     

     

    DSC_8009

     

    いつもとは違った動物たちの様子も見られますので、暖かい恰好でぜひ冬の王子動物園にお越しください(o’ ’o)

     

     

    そーかつ☆

  • 2014年12月11日

    お宝、発見 【カバの前歯】

     開口 22

     

    カバの開口は人気の撮影ポイントです。

    写真コンクールでもたくさんの応募がありました。

    2010年第22回の特別賞作品、

    三代目出目男が150度ぐらい口を開けています。

     

     

     開口23

     

    第23回の特別賞作品、

    「あくび」と言うよりは「おどし」?

    犬歯と丸い棒の形をした門歯の前歯が向かってきます。

    奥歯は歯並びのよい草食の臼歯。

    前歯は何という歯並び、お宝があるかもしれないと探しました。

     

     

     incisor ななめ

     

    二代目出目男の前歯です。

    上あごからは斜め前下へ、下あごからは前へ生えています。

    噛み合せて切るという役目はなさそうです。

    1968年にLaws博士は「カバの歯式と年齢」で、

    門歯は主に掘り起こすためと説明しています。

     

     

     カバ開口

     

    1999年第10回の特別賞、迫力満点です。

    同年にEltringham博士は「THE HIPPOS」で、

    犬歯、とおそらく門歯も、戦いのために使われ、

    いずれの前歯も食べる際の役割はないと説明しています。

    お宝はなかなか発見できません。

     

     

    採餌2

     

    「バクッ、バクッと口を動かして、

    草を編むようにして奥へ運んでいますよ。」

    と飼育展示担当Oさんが教えてくれました。

    前歯は編み棒なのか?

     

     

    新しい画像 (1)

     

    亡き茶目子に、「お宝を早く見つけなさいヨ。」と

    催促されているみたいです。

     

     

    (なんの専門)

  • 2014年12月07日

    じゅーいのしゅーい#22 ソラ、ありがとう

    コアラのソラが12月5日に亡くなりました。

    死因は調査中ですが、コアラでよくみられる病気「リンパ腫」が疑われています。

     

    ソラ…王子動物園での暮らしはどうだったかな。

    ティガとは相性ぴったりだったよね。

    何度も妊娠・出産はしたのに、袋の中の赤ちゃんがなかなか大きく

    なれず、本当に残念だったね。

     

    小柄だけど器量よしだったソラ。

     

    これまで長い間ありがとう。

     

     ソラトリミング

    (亜種メガネダヌキ)

  • 2014年12月03日

    じゅーいのしゅーい#21 ズゼ帰ってきました

    出産のため市原ぞうの国に行っていた、アジアゾウのズゼ。

    帰園にあたり、お迎えに行ってきました。

     

    箱馴らし中のズゼです。すぐに入ってくれるかな?

    DSC04939    

    それにしてもなんだか色黒になったような…。

     

    ズゼの寝室の隣りには、結希と、乳母のプーリーさん&りり香。

    DSC04953 DSC04963

    結希は元気そうで、なんだか背が高くなったみたい。

    私たちの滞在中に体重も300kgを越えました!

    プーリーさん&りり香、もうしばらく結希のことよろしくね。

     

    さてさてズゼはというと、無事箱に入ってくれました。

    トラックに積み込み、いざ出発!

     DSC05122

    神戸まで陸路600km近くの長旅です。

    市原のスタッフにも同行していただきました。

    本当にありがとうございます!

     

    この日は急に寒くなり心配でしたが、風は強いものの日差しはポカポカいいお天気で、富士山もよく見えました。

     DSC05136

     

    途中で日が暮れて寒くなってきたため、隙間に目張りをします。

     DSC05160

    窓を開けてうかがうと、ズゼはやっぱりちょっと怒っていました…。

    あと少しだからがまんしてね、ズゼ!

     

    とっぷり暮れたころ、園に無事到着。

    夜間の作業は暗くて危険なため、朝までこのまま待ってもらいます。

    その間、冷えないように保温をし、職員が交替で見守ります。

     DSC05173

     

    夜が明けて、いよいよ最後の大詰めです。

    入口ゲートと桜並木を越えてクレーンでパドックに移動します。

     DSC05207

    扉を開けるとズゼはすぐに箱を出て、寝室に入りました。

     

    どうやらマックとは、到着した夜のうちにゾウ語?でお話ししていたようで、実際のご対面時はけっこうあっさりしていました。

     

    ズゼ、長旅ごくろうさま。

     DSC_1443

    無事に帰ってきてくれて本当によかった。

    とりあえず、ゆっくり休んでね。

    亜種(メガネダヌキ)

  • 2014年12月02日

    えんちょうさんぽ25 「餅つき大会」

    12月2日(火)に地域の餅つき大会が動物園前の駐車場で開催されました。実に60年間続く年末の恒例行事で、始まった当時は園内(今のジャイアントパンダ舎付近)でやっていたそうです。

        DSC01384     DSC01385 

    今は街中ではあまり見られなくなった餅つきを保育園児たちが体験できます。留学生にも呼びかけて参加しているそうです。

     DSC01381

     婦人会の方々がつきたての餅をまるめて、

    DSC01382

     さっそく、園児たちはおいしそうに食べています。  

    DSC01383

    場内では消防車、パトカー、白バイが展示してあり、子供たちは乗車体験もできて喜んでいました。

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     お餅を食べた後は、動物園の見学です。動物園の入園者増にも貢献しています。

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  • 2014年11月27日

    絵本作家 永田萠さんのグッズを販売します!

    花や妖精などの夢あふれるイラストの作画を手掛けられる絵本作家 永田萠さんをお迎えし、「絵本作家 永田萠さんと王子動物園で絵を描こう」を開催します。

     

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    イベントは募集制で11月14日まで参加者を募ったところ、定員100人に対し、176名の方から応募がありました。

     

    この人気イベントの開催に際し、11月30日(日曜)限定で王子動物園の売店「パンダプラザ」にて、永田萠さんのグッズを販売いたします♪

     

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    2015年のカレンダーやハンドタオル・絵本などとってもかわいいグッズがたくさんありますので、イベントに当選された方はもちろんのこと、残念ながら落選された方や募集を知らなかったという方もぜひお買い求めください!!

  • 2014年11月26日

    じゅーいのしゅーい#20 マナすくすく成長

    5月15日生まれのチャップマンシマウマのマナ。

    生後半年を過ぎて、もりもり大きくなっていますよ~。

     

    生まれてすぐの頃。

     0526DSC00778   

    まだ乾草は食べられないんだけど、母親のラブのそばにぴたっ。

     

    今や、凪斗(父)とラブに挟まれて乾草を食べるのがいつもの風景。

     1001DSC03454

    背中の高さがだいぶ大人に近づいてきました。

     

    でもまだ背中~腰に、ほよほよの毛が残っています!

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    おとなはこんな感じ。

     1117DSC04500

     

    生後1年になるころには、大きさも親とほとんど同じくらいになります。

     

    順調に育っているマナに会いに来てくださいね!

    (亜種メガネダヌキ)

  • 2014年11月23日

    動物紹介シリーズ3

    フラミンゴのパンチ

    今年も春から夏にかけて、たくさんのフラミンゴが繁殖しました。

    11羽もの雛が元気に育ち、多すぎて見分けがつきません。

     

    が、その中で一羽だけ成長が遅く、目立って小さい雛がいました。

    担当者がパンチと名付け、気にかけていたのですが、しばらくすると

    少しずつ足が曲がって、開きはじめてしまいました。

    このまま放っておくと立てなくなって死んでしまいます。

    1

     【足が曲り始めたパンチ】

    他の鳥でこのようなことがあれば、足を結んで治すのですが、

    フラミンゴは足が長いために難しいのです。

    治療に専念させるには、群れからいったん離さなくてはなりません。

     

    しかしパンチはまだ雛で、親からフラミンゴミルクという赤い液体を

    もらって育つ時期です。

    まだ自分では餌を食べられないので、足を治すだけでなく、担当者が

    親の代わりに特殊なミルクを作って飲ませなくてはなりません。

    親から離され、人を怖がって逃げてしまうパンチ。

    …ただ人が育てるだけでも難しいのに、成長不良で足が悪くて…

    沢山のリスクを抱え、問題が山積みでした。

     

    とはいえ、王子動物園では1977年に日本で初めて

    人工孵化させたフラミンゴの育成に成功した経験があります。

    その時の担当者は定年後の今も働いてくれていて、人工育雛の方法を

    担当者に教え込んでくれました。

    新しい画像 (1) 新しい画像 (2)

     写真上 【繁殖賞】                      

     写真下 【日本で初めて人工繁殖に成功した雛】

     

    しかし、ミルクを作ってパンチの口元に持っていっても、

    嫌がって逃げるばかりで飲みません。

    そのため、食道に直接ゴム管を入れて強制的に飲ませました。

    最初はいやがっていましたが、慣れてくると自分でゴム管を

    飲み込むようになりました。

    4 5

     写真上 【強制的に給餌を行う  大先輩に指導を受ける】 

     写真下 【担当者が自分で強制給餌をできるようになる】

     

    足は上下2ヶ所を結び、曲がったところを戻すように処置を続けました。

    なかなか効果は出ず、毎日足に貼ったテープを取り替えるので

    パンチもいやがるし、薄い皮膚が剥がれそうになってきました。

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    【スポンジやゴム輪を使って足の矯正を行う】

     

    獣医の提案で、人用の装具を作製している川村義肢株式会社の方に

    お願いすることになりました。

    人とフラミンゴとでは足のつくりが全く違うので、どうなるか心配

    でしたが、出来上がった装具はパンチにピッタリでした。

    歩き方も今までよりはるかに楽そうです。これで毎日取り替えることもなく、パンチに嫌な思いをさせることも少なくなりました。

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    【川村義肢株式会社 作製の装具をつけたパンチ】

     

    その頃からです、あれだけ人を嫌って逃げていたパンチが担当者に

    すり寄って離れなくなりました。

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    【担当者と仲良くなったパンチ】

    人と動物の心が繋がった瞬間でした。こんな嬉しい瞬間はめったに

    見られません。

    今もパンチは一生懸命頑張っています。少しずつですが体重も

    増えてきました。

     

    もともと成長不良があるので、これからも気を抜けませんが、装具もなくパンチが歩けるように、そして、いつの日かお客さんに見て貰えるようにパンチも担当者も頑張ります。パンチは11月21日から一人で餌を器から食べられるようになりました。パンチからは沢山のことを教えてもらいました。

     

    これからもパンチを育てていくことで、新人担当者も飼育係にとって一番大切な「常に学ぶこと」、「心から動物たちを愛すること」、「決して諦めないこと」を学び一人前の飼育係へと成長していってくれることと思います。

     

    たった一度パンチを見に来られただけで、パンチにぴったりで、しかもちゃんと歩行できるようになる装具を製作していただいた川村義肢株式会社の皆様に感謝いたします。

     

     そーかつ☆