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最新ニュース

  • 2022年11月11日

    知られざる運営の日常*1

    はじめまして、運営担当のブロンズです。

     

    「運営担当」のお仕事は、お客様を迎えるためのこと全般、飼料や薬品などあらゆる必要物品の購入、広報や取材対応、イベント、予算管理などなど多岐に渡っており、いつもバタバタ、日々なんやかんやが巻き起こっています。

     

    例えば朝に「今日はまずこの資料を作って、その次はあれしてこれしよ~」なんて考えていても…
    お問い合わせやら打合せやら対応しているところに園内でトラブル勃発、対処していたら突然の来客、合間に大小いろんなものの納品を受け、さらに今度はまさかの〇〇…などなどで気付けば何も進まないままもう夕方やん!なんて日もしばしば。

    では、休園日の水曜は暇かと思いきや、お客様のいない時しかできない園内作業の貴重なチャンスのため、ほっとする合間もなく…
    いつも頭の中には「もっと楽しい動物園にしたい、こんなことしたい~」の思いが溢れているのですが、あれやこれやのてんやわんやで、とにかく時間が足りないのです(あ、お金も足りへん)。

     

    こんな毎日を送っている私ですが、お客様に喜んでもらえたらと地道に取り組んでいるのが、ささやかな手作り掲示です。
    最近のものを少し紹介させてください。

     

    ①名前言えるかな?

    IMG_8371
    入口に最近お目見えした38の動物たち。いろんな動物に少しでも興味を持ってもらいたくて、動物の名前を当ててもらう形にしました。

    (A4プリントをひたすらペタペタ…ほんとは130種全部載せてあげたい!)

     

    ②遠足の子どもたちを動物がお出迎え♪

    IMG_8372
    少し前まで味気ないシャッターだった団体入口を、念願の明るい門扉にチェンジ。当園の動物たちの楽しいイラストを貼りました。

     

    ③ハッピーハロウィン!

    IMG-0450

    IMG-0544
    コロナの影響で最近出番の少なかった飼育員手作りの看板を、1日だけハロウィン仕様にリメイクしてみました。

     

    ④タンタン27歳の誕生日(少し前ですが)
    IMG-0397
    タンタンをご覧いただけない代わりにせめて動画をと、特別動画のQRコードを貼った大きな看板を立てました。

     

    当園に来てくださった皆さまに、動物にたくさん興味をもってもらえますように。
    今日は来てよかったね、と楽しい気持ちで帰ってもらえますように。
    合間を見つけてまた何か作りますので、動物園に来られたら、これかな~とご覧いただけると嬉しいです。
    (ちなみにアイデアは、お風呂で思いつくことが多いです)
    最後に、いつも私の思いつきに付き合って、根気よく一緒に作業してくれるKさんに感謝。

    (ブロンズ)

  • 2022年11月08日

    ZiZi通信 No.66 ビュ~ン....

     

    ZiZi1号はキリン舎に補修の下見に行きました。

    ヒメイチ(左)とアラシ(右)が室内の仕切り越しに

    静かにしていると思ったら....

    DSC05521

     

    ヒメイチ:ホレホレ~

    アラシ:知らん!知らん!

    DSC05522

     

    アラシ:エイッ ビュ~ン!

    ヒメイチ:ヒョイ

    DSC05523

     

    アラシ:アリャリャ?

    DSC05524

     

    てな具合で力くらべ(ネッキング)してました。

    仲いいね!

     

    ZiZi1号 

  • 2022年11月07日

    ZiZi通信 No.65 凸凹で 2....

     

    コンクリートの平板が凸凹して直してほしいと通報あり!

     DSC05491色付き

      

    桜の根が侵入して平板を押し上げています。

    DSC05492

     

    根を撤去!

    DSC05494

     

    何とか完成です。

    DSC05497

      

    帰りに出目男がご飯食べてました。

    今は歯が悪いので切った乾草と大好きなオカラ、キャベツ、青草などを

    美味しそうに食べていました。

    DSC05481

     

     

    なかなか豪快!

    DSC05484 

     

    それにしても 食べ方と違って カワイイ後ろ足!

    なんで足揃えるの?

    DSC05488

     

    ZiZi1号

  • 2022年11月06日

    おっちゃん日和epi.1 動物園の「不思議」

     はじめまして、おっちゃん日和です。これから日々の仕事の中で、気になったことを書いていきたいと思っています。よろしくお願いします。

     皆さんは、王子動物園に二宮金次郎と小便小僧がいるのをご存知でしょうか。薪を背負い、本を読んでいる二宮金次郎と言えば小学校、小便小僧と言えばベルギーのブリュッセルで有名ですが、この二人がどうして動物園にいるか不思議に思い、その理由を園内で聞いてみました。
    聞いてみたところ小便小僧のルーツはわかりませんでした。中には何処の街から歩いてきたのでは、というテキトーな話も。
    開園から72年目となり歴史ある動物園なので、経緯がわからないこともあるんだ、と勝手に納得してしまいました。
    皆さんも是非、園内の「不思議」も見て下さい。お待ちしております。
    ちなみに、二宮金次郎は以前園内で営業していた飲食店のご主人から譲り受けたそうです。

    DSC_0443

     

    DSC_0400

     

    おっちゃん日和

  • 2022年11月01日

    ZiZi通信 No.64 凸凹で....

     マイド ! ZiZi1号です。

    ゾウの運動場が凸凹です。

    ゾウは虫よけ、日焼け予防のために土などを体にかけます。

    だから穴を掘ります。 だから地面が凸凹になります。

    DSC_0178

     

    DSC_0177

     

    だから土を入れます。

    土はフルイをかけた真砂土です。

    今回は3㎥。

    DSC_0179

     

     

    完成! 凸凹なくなりましたあ~!

    DSC_0185

     

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    ゾウ達に運動場を開放したと思ったら、早速 鼻をモゾモゾ動かしています。

    DSC04920

      

    あっという間に背中に土が乗りました。早っ!

    DSC04922

     

    また土を入れるから 大丈夫だよ!

     

    ZiZi1号

  • 2022年10月27日

    みませんか

    あっという間に10月も終わりが近づいていますね。

    つい少し前には大きな銀杏(ギンナン)の実が色づいてきて、虫の音とあわせて秋らしい景色を楽しんでいたのに、季節はもう冬にまっしぐらな感じです。

     

    IMG_0400

     

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    青い実をつけていたピラカンサが真っ赤に色づき、青々とした葉しかなかったキンモクセイが一週間もしないうちに独特なにおいの花を咲かせています。


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    王子動物園は交通の便利な街の真ん中にありますが、上空から見ると森のようにたくさんの大きな木に囲まれています。

    だから動物園、王子公園では草木や花の成長や野鳥たちの鳴き声、虫たちの鳴き声で四季を感じ、楽しむことができます。

    動物園でたくさんの希少な野生動物を見て、知って、興味を持ってもらいたいと思いますが、

    たまにはふと立ち止まって、自分たちの周りにある音やにおいなどで色々なことを感じてみませんか?

    これからの季節、落葉樹の葉が落ちて、野鳥たちが探しやすくなったりもしますよ。


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     ぶろぐのぐ

  • 2022年10月24日

    動物園獣医の仕事 検査編その1 血液検査

    はじめまして。

     

    これから王子動物園の獣医の目線から定期的にブログを書かせていただきます。

    せっかくなので、あまり表に出ない動物園獣医師の仕事を色々と紹介していければと思います。

     

    今考えてる内容は検査、器具、診療方法などです。

    あまり肩に力をいれず書いていきますので、「ふーん」くらいの気持ちで読んでいただければ幸いです。

     

    てことで、まずは検査について紹介していきます。

     

    今回は皆さんも健康診断で経験することのある「血液検査」を紹介します。

     

    血液検査は動物の体調不良時のみならず、健康診断時にも実施します。

    ほぼ毎日、何かしらの動物の血液検査をしています。

     

    ここで、獣医を悩ませてくれるのが、動物による違いです。

    王子動物園は哺乳類・鳥類・爬虫類を飼育しており、その種数は約130にもなります。

     

    哺乳類・鳥類・爬虫類の血はみんな赤色なのですが、顕微鏡でみると全然違います。

    色々な違いがありますが、今回は違いが分かりやすい「赤血球」に注目してみましょう。

     

    赤血球というのは体中に酸素を運ぶ役割をもった細胞です。

    その役割は王子動物園の130種の動物達で違いはありません。

    じゃあ形も同じなら検査する獣医も1つの知識で対応出来るのでうれしいのですが、

    残念ながら(動物は悪くないです)違います。

     

    百聞は一見に如かずということで、実際の顕微鏡写真を紹介します。

    まずは哺乳類(コアラ)の血液を見てみましょう。

    20221024170812

    次に鳥類(鶏)はこんな感じです。

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    最後に爬虫類(カメ)を。

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    どうでしょう?

    鳥類と爬虫類は似てますが大きさが違います。

    哺乳類にいたっては完全に別物。

     

    もちろん赤血球だけでなく、他にも様々な違いがあります。

     

    更に、同じ哺乳類・鳥類・爬虫類の中でも、種によって差がある項目があります。

    更に更に、同じ種の中でも、個体差が、、、

    更に更に更に、同じ個体でも、発情期の有無によって差が、、、

     

    動物園での血液検査って奥が深いです。

    深すぎてまだまだ底が見えません。

     

    では、今回はこのへんで。

    次回は糞便検査について紹介していこうと思います。

     

    王子の獣医

  • 2022年10月12日

    記憶の中の王子動物園

    猛暑がやわらぎ、一年でいちばん動物園がにぎわう季節がやってきました。

    休日はもちろんですが、平日も学校の遠足などでたくさんのお客様が動物たちに会いに来てくれています。

    この2年以上、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、臨時休園を含めていろんな制約が課されもどかしい思いでしたが、これから少しずつでも元の光景に戻っていくように願っている今日この頃です。

     

    さて、先日テレビ番組で、ダウンタウンの浜田雅功さんと俳優の鈴木杏樹さんが王子動物園を訪問されたシーンが放送されました。

    (実は、撮影時にその横をすれ違ったのですが。)

    そもそも鈴木さんが神戸のご出身と初めて知り、驚きましたが、少女時代を過ごされていた時に王子動物園が思い出の場所だったので、訪問場所に選んだのだそうです。

    何でも、ゾウのにおいが記憶に強く残っているとか。

    お二人で、ゾウの前でマスクを外してにおいを感じておられる絵に、思わずほほえんでしまいました。

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    そう言えば、人間の記憶は「嗅覚」と結びつきやすいと、何かで聞いたことがあります。

    私も子供の時に王子動物園の近くに住んでいてよく遊びに来ていたので、鈴木さんと同じように王子動物園は思い出の場所ですが、やはり動物園のゲートに来ると独特のにおいがして、非日常の扉が開くようにワクワクしたことを、よく覚えています。

     

    みなさんが、王子動物園の思い出として大切にしていることは、何ですか?

     

    (KYな人)

  • 2022年10月05日

    ZiZi通信 No.63 長らくお世話になりました

    ふれあい広場の片隅に広場開設(1991年)とともに設置された公衆電話ボックス。

    DSC05105

     

    屋根の上にはコアラの親子!
    ちょっとオシャレで動物園感が出ています!

    DSC04996

     

    今では電話ボックスを街で見かけなくなりましたが、これも時代の流れでしょうか?

     

    そして、残念ながらこの10月中旬に姿を消すことになりました。

     

    園内には公衆電話がなくなりますが、入園ゲート南の横断歩道を渡ったところにあります。

     DSC05111色1

     

     

     

     

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    もしもの場合はこちらをご利用いただけますのでよろしくお願いいたします。

    なお、電話ボックスのコアラ親子は動物園で保護いたします。

     

    ZiZi1号

     

  • 2022年10月01日

    資料館レポNO.22 特別展「ジャイアントパンダは今…」~タンタンのふるさとからのメッセージ~開催中(3)

    中国ジャイアント保護研究センターより提供していただいた貴重な写真とビデオを使用し、展示を企画いたしました。

    今回で、3度目の紹介になります。

     

    今回は中国ジャイアントパンダ保護研究センターで行われている保護活動について、提供していただいた写真を使って紹介します。

     

    このセンターでは飼育下のジャイアントパンダの野生化訓練と野生復帰に関する研究に力を注いでいます。

     


    2006年には、世界初、人工繁殖のジャイアントパンダ「祥祥」が野生に帰りました。

    s-元気でな祥祥

     

     

     

     

     

     

     

     

    まず、野生化訓練は

    センター内のほぼ自然環境に近い環境で、人もできるだけ干渉しないようにして「母と仔」で体験的に生活させる訓練をします。

     

     

    母親から木登りを教わる仔パンダ

    s-親子

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    徐々に野生化への訓練をしていきます。

    訓練中の仔パンダに接触するときは、人の干渉をなるだけ避けるため、スタッフはパンダに変装します。

    s-仔パンダ扮装

     

     

     

     

     

     

     

    s-扮装パンダ

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    野生化訓練中の雪の中の「淘淘」

    s-穴からパンダ

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    野生化訓練中の「淘淘」と「草草」 野生のタケノコを食べる

    s-淘淘和草草在野外吃竹笋

     

      

     いよいよ自然へ放たれる「淘淘」

    s-淘淘野生に帰る

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

      

    モニタリングと一連の技術を確立し、これまでに飼育下で繁殖した9頭のジャイアントパンダの野生復帰に成功しています。

      

     

     

    また、野生で傷ついたり、弱ったパンダを助ける救護活動も行っており、治療をし、再び野生復帰を目指します。

     

    車も入れないところを人力で運び出す現地の方々 

    s-保護

     

     

    この特別展によりタンタンのふるさとで行われているジャイアントパンダの最前線の保護活動の様子を知り、さらに野生のジャイアントパンダへの興味を広げていいただけば幸いです。

     

     

     

     

     

     

     

    Norigoriチャン