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2026年06月09日

カカバ(果下馬)「カッピー」が死亡しました

2026年6月8日(月曜)の夕方、カカバ「カッピー」(メス、30歳)が死亡しました。
カカバの「カッピー」は1996年に王子動物園で出生し、小柄で愛らしい姿や好奇心旺盛な性格から、約30年にわたり、多くの来園者に愛されてきました。
これまで「カッピー」を愛し、見守り、応援いただきました皆様方に、心より感謝を申し上げます。

献花をご希望される場合は、フラミンゴ池北側の広場の「動物感謝碑」にお願いいたします。
(献花に関する注意)
・郵送等での献花はお受けしておりません。
・果物やお菓子等の食べ物のお供えはしないようにお願いいたします。
・展示場への献花の移動等は行いません
・感謝碑前にお供えいただいた献花等の取り扱いは当園に一任させていただきます。

画像をクリックで拡大

カカバ「カッピー」

・生年月日:1996年1月12日
・性  別:メス
・出 生 地:神戸市立王子動物園

経過

・2025年夏頃から蹄の疾患を発症し、治療を開始しました。同年秋頃には治療に専念するため、屋外から室内へ移動していましたが、年齢特有の疾患でもあり徐々に悪化していました。2026年2月には自力での歩行が難しくなり、症状の緩和に努めていました。その後、3月には自力で起立・歩行可能な状態にまで回復する時期もありましたが、5月末より蹄の疾患に並行して肺炎を発症し、再度自力で歩行困難な状態となりました。
・6月7日の朝に起立不能・自力での採餌不能の状況となり、看護及び治療を行うものの、呼吸等の全身状態が悪化し、今後の回復が見込めない状況となりました。
・アニマルウェルフェア(動物福祉)の観点から、獣医師と飼育担当者が「カッピー」の生活の質(QOL)の評価・検討を行ったところ、

 -起立不能、自力での採餌不能となり、本来の行動をとることができず、生活の質が大きく低下している
 -蹄や全身の症状の進行により苦痛の継続・増大が予測されるが、治療や看護によっても、苦痛の軽減・緩和が困難であり、回復の見込みがない

と判断されました。

・以上を踏まえ、苦渋の選択ではありましたが、6月8日に王子動物園として安楽死処置の実施を決定しました。同日中に安楽死処置を行い、18時過ぎに死亡しました。
・解剖の結果、肺炎に起因する多臓器不全及び循環障害が生じていたと確認されました。

参考情報

【カカバ(果下馬)について】
・中国原産の小型の馬です。
・またがったまま果樹の下を通れる(くらい小さい)ことが名前の由来とされている。
「カッピー」の死亡により、当園での現在の飼育はありません。

【国内のカカバの飼育状況】
・2026年(令和8年)6月現在、(公社)日本動物園水族館協会加盟園館での飼育なし(「カッピー」を除く)

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