2011年06月14日
シマウマの赤ちゃん誕生
6月12日(日)の早朝にチャップマンシマウマの赤ちゃんが誕生しました。
当園でのシマウマの繁殖は12年ぶり、チャップマンシマウマでは初めてです。
父親の「凪斗(ナギト)」(6歳)と母親の「ラブ」(6歳)の間に、初めて生まれた赤ちゃんですが、母乳を飲む様子も確認でき、元気な姿をシマウマ舎運動場でご覧いただけます。
なお、王子動物園では1954年(昭和29年)より今回のチャップマンシマウマとは異種のグレビーシマウマを飼育していました。1957年(昭和32年)にはグレビーシマウマの国内初の繁殖に成功し、(社)日本動物園水族館協会の繁殖賞を受賞しています。
2006年(平成18年)3月に最後の1頭が死亡し、しばらくシマウマの飼育を中断していましたが、リニューアルしたシマウマ舎が完成した2009年(平成21年)3月に、新たにチャップマンシマウマの飼育を始めました。
赤ちゃんの情報(いずれも推定)
・性別:オス
・体長:約100cm
・体高:約100cm
・体重:約30kg
両親
・母親:「ラブ」(6歳)
2005年1月28日 到津の森公園生まれ
2010年3月10日 神戸市立王子動物園に転入
・父親:「凪斗」(6歳)
2005年5月9日 みさき公園自然動物園生まれ
2009年4月22日 神戸市立王子動物園に転入
チャップマンシマウマとは
・分類
奇蹄目ウマ科
・生息地域
南アフリカ共和国東北部からボツアナ・アンゴラ南部など
・特徴
チャップマンシマウマは胴体やお尻の辺りのシマとシマの間に「かげシマ」とよばれる少し茶色がかったシマがある。
・妊娠期間
360~390日