-
2020年09月28日
資料館だより No.96 図書室に新しい本が入りました
王子動物園の図書室では
動物についてもっと知りたい!をかなえる本をそろえています
新しく入った55冊の本から、一部をご紹介
『カモノハシの博物誌 ふしぎな哺乳類の進化と発見の物語』
浅原正和
カモノハシの不思議な生態や進化、発見に至る歴史や飼育への試み、そして現代の保護活動などをまとめたカモノハシ専門書。
著者はカモノハシ好きが高じて哺乳類のかたちの進化を研究しています。研究生活の苦楽や”好き”を仕事にするための戦略も垣間見える本です。
哺乳類の進化や単孔類について知りたいという方にも役立つと思います。
『いのちをつなぐ動物園 生まれてから死ぬまで、動物の暮らしをサポートする』
京都市動物園 生き物・学び・研究センター(編)
京都市動物園では、生き物・学び・研究センターが中心となって動物園での様々な調査・研究を行っています。
この本では、これまでの成果がスタッフによって紹介されています。読み進めていくうちに、動物園がその役割をまっとうして継続していくにはどうしたらいいのか?ということを考えさせられました。
『ZOOLOGY 図鑑 動物の世界』
スミソニアン協会・ロンドン自然史博物館(監修)
遠藤秀紀(日本語版監修)
迫力ある写真と簡潔な図解・解説で、生き物の形態と生態を紹介する図鑑。
図書担当のお気に入りは「鳥のくちばしの形状」のページです。感動したり、ギョッとしたり…ページをめくるたびに新鮮な驚きがありますよ!
『足のうらずかん』①~③
村田浩一(監修)
普段なかなか見ることのできない生き物の”足のうら”から、その生態を紹介する子ども向けの図鑑。
「だれの足のうらでしょう?」「どんな足のうらをしているでしょう?」といった問いかけから、ページをめくると答えと解説が。生き物観察の視点も身につきそうです。
*児童書はこども図書室にあります
図書検索はこちらから ↓
http://www.kobe-ojizoo.jp/athenaeum/
洋書や動物園の記念誌など、閉架図書を閲覧したい方は
資料館事務室にお声がけください!
図書助