2000年7月、中国からパンダ２頭を借り受けて以来、日中共同飼育繁殖研究として繁殖研究や飼育技術向上のための調査研究が始まりました。具体的には、ジャイアントパンダの行動や性ホルモンの状態を分析するなど、年に数日間しかない繁殖に適したタイミングを見極めていく研究に取り組むとともに、近年では、老齢期に入ったタンタンの健康管理を強化していくため、採血やレントゲンなどの獣医療による負担がかからないトレーニングに取り組むなど、飼育技術の向上にかかる調査研究にも努めています。
これらの取り組みについては、学術論文として報告するとともに、学術発表会等で発表し、単独でできない研究については、大学と共同した研究にも取り組んでいます。
ここでは、これまでの主な調査研究成果をご紹介させていただきます。

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