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2024年08月18日
恋のシーズンの終わり
先月(7/26)孵化予定だったベニイロフラミンゴの卵は孵化することなく、回収しました。
発生をしている様子もなく、今年は6/2と7/4に2羽のヒナが孵化して元気に成長をしています。
ヒナが巣立った後の島は、毎年のことですがさみしく感じます。。
▼フラミンゴ産卵場所
この島から、過去何百羽のヒナが巣立ちました。
40年以上、途切れることなく孵化しているようです。
その島に昨年、孵化したと思われる個体が1羽で立っていました。
まだ性成熟には達していないと思われますが、数年後には
ここでヒナを育ててくれるのでしょうか?
楽しみです。
まーくん
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2024年08月01日
フラミンゴ池の掃除
今年は今のところ、2羽のフラミンゴが孵化しました(7/22現在)
毎年のことですが、フラミンゴの繁殖シーズンが終了する頃には、換羽のシーズンを迎えます。毎日、清掃をしているのですが少し時間が経つとこんな感じになっています。
▼フラミンゴ池の様子
繁殖も換羽も鳥にとっては多くのエネルギーが必要なため、
時期をズラして行われるようです。
もう少しすれば汚れはましになっているかも・・・?しれません。
まーくん
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2024年03月04日
フラミンゴの産卵準備
今年もフラミンゴの産卵準備のため、
フラミンゴ池の中にある島の土を耕しました。
昨年の巣の跡がまだの残っています。↑昨年の巣跡
約40分かけて耕し終わりました。
島の中央にある溝は、昨年引退された先輩が「溝をつくってあげた方が、フラミンゴが巣を作りやすいかも」
というアドバイスから、溝を作ってみました。
(写真には上手く写っていませんが田の字のように作ったつもりです)
最後はフラミンゴ任せになります。
早速、何組かのペアが興味をもってやってきました。
今年は何羽の雛が孵化するでしょうか?
楽しみと不安な気持ちが混ざっています。
まーくん -
2023年12月29日
レアな3ショット
2023年12月28日、今年最後の開園日。
お昼休み前の清掃を行っていると、
今年孵化したフラミンゴ3羽の3ショットを撮ることができました。なんと左から順番に、
5/19、6/6、7/19
孵化した順番通りに並んでいました。
2024年は何羽の孵化がみられるでしょうか?
今は求愛のディスプレイが盛んです❣
まーくん -
2023年12月28日
フラミンゴ親子
今年6月6日に孵化したベニイロフラミンゴ雛。
孵化して半年ほどになりますが、親からミルクをもらっています。ミルクを与えている動画↓
親フラミンゴの体は真っ白!まるでヨーロッパフラミンゴのようです。
ちなみに子育てをしていないベニイロフラミンゴは、こんな感じの色をしています↓
子育て中の親フラミンゴは、体内で栄養豊富なミルクを分泌し、
雛に与えます。
そのため本来であれば自分の体内に取り入れるはずの色素を雛に与えてしまうため、だんだんと白くなっていきます。まさに身を削って子育てをしているんですね。
私たち人間も、動物の子育てで学ぶことが多いです。
まーくん
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2023年12月12日
ほっとする時間
12月にはいり、寒さが身に染みる季節となりました。
ある日の動物園は、晴れたり曇ったり、小雨が降ったりと
天気がころころと変わっていきます。
小雨の中、午後の作業を行っていると、東の空に虹が出ていました。
江戸時代ごろまでは、虹は6色に分けられていた?と、
本で読んだことがあります。
今は7色ですが正直、僕には7色には見えにくいです。
少しほっとする時間でした。
まーくん
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2023年12月11日
インコのお引越し
今年の夏は猛暑でしたが、季節も進んで寒くなってきました。
毎年、寒さに弱いインコたちを非公開の暖かい部屋に引越しさせるのですが、第1号で、11月14日に『アカコンゴウインコ』をインコ舎と海鳥舎の間のプレハブに引越しさせました。
インコのくちばしは、固くて咬まれると大怪我をします。
それに体を持つことは、インコにもストレスになりますので、
木の上にいるインコを網やほうきで地面に下ろし、ゲージをかぶせます。
↑ケージをかぶせました
インコはケージの上にあがろうとするので、そのタイミングで底を取り付けます。
↑インコをプレハブに運んでいます
プレハブに着いて底を取り外し、しばらくするとインコが自ら出てきて、部屋の金網を登りはじめます。
これで引越し終了です。
↑プレハブ部屋の上まで到達
このようにすることで、怪我のリスクも下がりインコのストレスも減ります。
来年の春までは非公開ですが、今年は昨年のように園内で鳥インフルエンザが出ない事を願うばかりです。
まーくん
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2023年01月20日
初めて見る姿です…
朝、水きん舎の清掃を行っていると、
1羽のオスのインドクジャクがまだ短い飾り羽を広げていました。
インドクジャクは通常、飾り羽が長く生えそろう繫殖期の春~夏にかけて、メスへの求愛のために羽を広げるのです。
そして繫殖期が終わる8月初旬から、羽が抜け始めます。
↑4月のインドクジャク(オス)
今の水きん舎にはメスのクジャクがいないので観察してみると、
カルガモに向かって羽を広げているようでした。
それにしても、こんなに短い飾り羽を今の時期に広げている姿を初めて見ました。
30年以上飼育係をやっていますが、まだまだ解らないことばかりです。
毎日が勉強です。まーくん
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2020年08月09日
アジアゾウ「ズゼ」の足の手入れ
王子動物園には2頭のアジアゾウが生活しています。
オスのゾウ「マック」は危険防止のため「準間接飼育」という方法でゾウと柵越しに距離をとって足の手入れを行います。
一方,メスのゾウ「ズゼ」は「直接飼育」という方法でゾウと飼育係が同じ空間でトレーニングを行い,足の手入れも行います。
主に休園日に時間をかけてズゼの足の手入れを行っています。
体の大きなゾウは1本の足を痛めると,ほかの足にまで負担がかかって,痛めてしまうことがあるので注意しています。
足の手入れはゾウの健康のためとても大切なことなのです。
まーくん
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2020年06月29日
待ち望んだアシカの赤ちゃん、生まれました
6月23日(火)の朝、カリフォルニアアシカの赤ちゃんが生まれました。
前日、お母さんの「スミレ」がまったく餌を食べなかったので、
「いよいよ出産が近いかな?」と、翌朝早めに出勤しました。
すると、いつも水中で4頭泳いでいるのが、3頭しか見当たらないので、陸地を見てみると、すでに赤ちゃんが生まれていました。
しっかり授乳している様子も確認でき、暑くなったので心配していましたが、スミレがちゃんと涼しい室内へと連れて行ってくれる様子も確認でき、安心しました。
また、今日からは赤ちゃんが泳ぐ姿も見られましたので、
皆さんもぜひ見にいらしてください。
P.S.
しばらくは母子を刺激しないように、プールの水替えを控えるので、少し濁って見にくいことがあるかもしれませんが、ご理解をお願いいたします。まーくん
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