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最新ニュース

  • 2021年08月29日

    #また明日ねを続けていけるように ~投薬治療 パンダ団子編~

    リンゴ、ブドウ、サトウキビ、そしてジュースとたんたんさんにお薬を飲んでもらうために試行錯誤を繰り返し、現在はサトウキビジュースを使い安定して、たんたんさんに投薬を行える様になりました。
    ただ...たんたんさん...とても味に厳しく、自分の気に入ったものしか口にしてくれません(´;ω;`)ウッ…
    もしかしたら、いつかジュースも飲んでくれなくなる時も来るかもしれません...


    そこで、新たなる投薬方法を考えた結果、あれが候補にあがりました...そう、昔たんたんさんが食べていた『パンダ団子』です!


    そこでまずは作ってみない事には始まらないので、レシピを取り出し、必要な材料を注文し、いざ作製へ!
    作り方自体はとても簡単で、竹粉、米粉、大豆粉、トウモロコシ粉などの材料を混ぜ合わせる、蒸す、これだけです。
    前に一度作ったこともあるので、今回はとてもスムーズにパンダ団子が完成しました。

     

    IMG_9327   IMG_9328

     


    そして完成した団子をたんたんさんに食べさせてみることに。
    「たんたんさん、食べてくれるかな~?」
    と不安になりながらも、少し期待も持ちながらたんたんさんに与えてみると...


    クンクン...


    「匂いを嗅いでる、興味はあるみたいだな...」


    パクッ...


    「あっ、一口食べた!」と思った瞬間、


    ポトッ...


    たんたんさん、団子を落としてしまいました ;つД`)


    「一口食べたのにダメだったのは、味が気に入らなかったのかな?」
    と思いながらも、匂いや味にまだ慣れてなかったのかもしれないしとりあえず何度かチャレンジしてみようということに。


    そして、夕方に再び団子を、今回は先ほどとは違い「食べてくれるかな?」といった期待感もあまり持たず(笑)、少しでも慣れてもらえればと軽い気持ちでたんたんさんに渡すと...


    なんとパクパクと食べだしたではありませんか!
    まるでさっきの事はなかったかの様に、たんたんさん普通に食べてくれました(笑)


    とりあえず団子を食べてくれるのはわかりました。
    いきなり薬を入れ、もし団子を警戒し食べなくなってしまったら本末転倒なので、しばらくは団子に慣れてもらうのから始め、慣れてきたら薬を中に入れてみようということになりました。


    はい、今回は以上です!
    今回もたんたんさんには色々と振り回されました(笑)
    次回は現在のたんたんさんのお薬の状況などを、お伝え出来たらなと思います(*^^*)

     

  • 2021年08月22日

    #また明日ねを続けていけるように ~投薬治療 サトウキビジュース編~

    サトウキビを使った投薬方法に成功し、数日経ちましたがとりあえずはたんたんさんまだ食べてくれています。
    しかし、やはりと言うか少し警戒する様子も見られはじめ、場合によっては食べてくれない時もありました。
    やはり次の手を早急に考えねばなりません!


    ためしに薬の入っていないサトウキビを与えると食べてくれます。
    他のものは一度警戒するとしばらく食べてくれないことがあったので、サトウキビはやはり好きな食べ物のようなので、サトウキビを使った他の与え方はないかと、みんなで調べてみると「サトウキビのジュースがある!」とある一人が見つけました。
    とりあえずは何でも試してみようということになり、サトウキビジュースを使用してみることに。


    サトウキビジュースが届き、あとはどう使うかなんですが、以前使った方法と同じく、薬ごとミキサーにかけて氷にしてみました。
    与えてみると、食べることは食べるのですが完食とまではいきません。もうそれならと容器にジュースを入れ直接飲ませてみることにしました。


    口元に持って行くと「ぺろぺろぺろ」...なんとたんたんさんものすごい勢いでジュースを舐めはじめたではありませんか!
    これは上手くいけばかなり使えるのではないかと、気持ちの中に少し光が差してきました。


    まずは薬の入っていないそのままのジュースで慣れさせていき、慣れてきたところで、薬を粉状にし、それをジュースに混ぜて与えてみました。


    そしていざたんたんさんの口元へ...
    「飲んでくれるのか?」と固唾を飲み、見守っていると、「おっ、すこし舐めた」と思った瞬間、舐めるのをやめてしまいました。
    やはり薬の味を気にしているようだったので、薬の味を少しでも消すためジュースを足し再び与えてみると、たんたんさんすごい勢いで舐めはじめ、見る見るうちに容器に入っていた薬入りサトウキビジュースがなくなっていきました!


    今までで一番薬を気にしていない様子の飲み方を見ると、これは継続して使えると思い、少し投薬の問題が解決したのではないかと、安心したことをよく覚えています。
    しかし、サトウキビジュースですらいつか飽きる可能性もあるので、また何か考えなくてはいけないなと思いながら、次に候補として浮かんだのが昔にあげていたあの食べ物です。

  • 2021年08月15日

    #また明日ねを続けていけるように ~投薬治療編~

     

    ツイッター「#きょうのタンタン」で書ききれなかった分を、ブログでご紹介します。

     

    リンゴ、ブドウ、そしてお薬入りの氷と次々とたんたんさんに気づかれてしまい、さぁ次は何が使えそうかなと考えていると、そういえばサトウキビが好きだったなと思い出しました!
    そこで次はサトウキビで投薬を試してみることにしました。


    そこで使うにあたり問題になったのは、サトウキビの硬さです。
    リンゴやブドウはすぐに穴も開けられて薬も入れやすいのですが、サトウキビはそういう訳にも行かず、硬い道具で隙間を開けそこに薬を押し込む感じで、しかもそれだけではたんたんさんが持っただけで薬が落ちてしまうし、それに薬を隠さないとたんたんさんは匂いなどでも気が付いてしまうので食べてくれない可能性が大です。


    そこで獣医師の一人が考えてくれたのが、サトウキビを二つ使い、挟み込み、薬を落ちにくく、しかも隠してしまうという方法です。
    これだけではたんたんさんが食べる前にバラバラになってしまうので、最後に冷凍し、固めてやっと完成です!

    そんないくつもの工程を経て、やっとたんたんさんにあげられる形になりました。


    IMG_8620

     

    IMG_8617

     

    さぁ、あとは食べてくれるかだけです...

    恐る恐る与えてみると...
    たんたんさん、食べてくれました!

     

    ひとまず、ほっとした気持ちもありましたが、喜んでばかりもいられません。
    何故かというと、今までの流れ的にまた食べてくれなくなる可能性があるからです。
    次の一手を食べてくれている間に考えておかねばなりません。


    「さぁ、どうしようか...サトウキビ...何か他の使い方ないかな?」