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2026年02月01日
じゅーいのしゅーい#142 アジアゾウのマックについて
すっかりヒト科動物ばかり相手にすることが増えているじゅーいです。
今回は、現在、足に不調を抱えているアジアゾウの「マック」について、皆さまに現状をお伝えしたく、久しぶりのブログ投稿です。
ご存じのとおり、アジアゾウのマックとズゼは、毎日のトレーニングで健康状態を確認しています。特に足のケアについては念入りに行い、少しの変化も見逃さないよう気をつけてきました。何かあればすぐに、獣医と飼育員で連携して対応しています。
それというのも、陸上で最大の動物であるゾウにとって、その体重を支える足は本当に大切だからです。とくにアジアゾウは足の疾患が多く、足裏や爪にトラブルが起きやすいため、世界中の動物園で共通の課題とされています。
マックも、これまでに時々調子が悪くなることはありました。主に前肢の外側の爪の部分にトラブルが起きていましたが、その都度こまめな処置を行い、大事には至りませんでした。
それが、2025年の春頃から症状が悪化し、これまでの処置では元の状態に戻らなくなりました。歩き方にも違和感が出始め、痛みのある前肢をかばうせいで後肢にも不調が広がり、歩く時間が減り、壁にもたれて体重を支えるような姿も見られるように…。
何より、痛みのためかトレーニング時の指示にいつものように従ってくれない日も、でてきました。
そうなると、マックのケアがどれほど困難かという課題を痛感させられます。
ただでさえ国内最大級の体格をもつマックです。オスゾウですので、立派な牙もあります。体に似合わず繊細で臆病なマックですが、本人にその気がなくても、ささいなことで飼育員や獣医に危険が及びかねません。ズゼのように同じスペースに入ることができず、マックの鼻が届く距離には近づけないため、なかなか直接的な処置が難しいというのが現状です。
また、当然、処置に伴うマックの負担も考えなければなりません。例えば全身麻酔をかけて根本的な治療ができたら…とも考えましたが、マックにも飼育員や獣医にもリスクが大きすぎてとても現実的ではありません。
さまざまな要因があり、できることが限られている中で、今マックのためにできる最善は何か? 飼育担当者や獣医師、管理職も交え、マックの治療を最優先に考えて何度もミーティングを行っています。
資料や文献を探し、あらゆるつてをたどって国内外の専門家に意見を仰ぎ、マックの状態を伝えて何かできることがないか助言を求めることもしています。皆さま本当に親身になってアドバイスしていただき、動物園関係者をはじめ、横のつながりとはなんてありがたいのだろうと改めて実感しました。
そうして、今すぐできること、中期的・長期的にできることを洗い出し、対応を行っています。
投薬は内服・外用をあわせて強化・継続し、投薬の仕方も改良しました。できるだけ足への負担を減らせるよう、主にマックが使う放飼場の土をやわらかい砂に入れ変えました。職員の安全を確保しながら今より直接的なアプローチができるよう、柵の改修を行いました。
現場の飼育担当も獣医もこのような対応に追われる中ですが、このあたりの詳しい状況やマックの近況についても、少しずつでもSNSなどを通じてお伝えしていくよう努めますので、お待ちいただければ幸いです。
マックの状況は、明らかな悪化の進行はないものの、予断を許さず一刻の猶予もないことは認識しています。飼育員も、獣医も、管理職も経理担当も設備担当も、みんな思いは同じです。マックのためにできることは全てやろうとしています。ブログを書いている今も、マックに何ができるのかと常に考えています。
来園者の皆さまからも、日々ご心配の声やご声援をいただいており、感謝しております。また、薬代や獣舎の改修費など、マックの治療に必要な費用につきましては、皆様よりお寄せいただいたご寄付を充てさせていただきます。
もちろん、ズゼやほかの動物たちのことも忘れていません!
引き続き、どうか温かく見守っていただきますようお願いいたします。
(亜種メガネダヌキ)
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2025年11月07日
~11月19日は「世界アリクイの日」~ 日本のオオアリクイ飼育園館が初めて合同で保全啓発を実施します!
毎年11月19日は「世界アリクイの日(World Anteater Day)」です。
世界アリクイの日は、アリクイとその生息地が直面している脅威、そしてアリクイを守ることの大切さを世界に伝えるための日です。
この日は、アリクイの保全活動を行うブラジルのNGO「Instituto Tamanduá」と「Instituto Jurumi」によって2014年に設立され、国際自然保護連合(IUCN)のアリクイ専門家チームにも公式に承認されています。
アリクイは有毛目アリクイ科に分類される哺乳類で、野生下のアリクイは生息地の減少や交通事故など、さまざまな脅威に直面しています。特にオオアリクイ(Myrmecophaga tridactyla)は国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで「絶滅危惧Ⅱ類(VU)」に分類されており、国際的な保全への取り組みが求められています(IUCN, 2025)。
オオアリクイは日本動物園水族館協会(JAZA)で保全の優先度が高い動物種
オオアリクイは日本動物園水族館協会(JAZA)のコレクションプラン種(※)の「管理種(JSMP)」に位置付けられており、国内での個体群管理・繁殖計画のもと、長期的な飼育・保全が進められています。
※保全上の必要性、教育的価値、学術的価値、展示効果その他の指標に基づき、継続的に飼育管理することが必要とされる種
日本は7園で18頭を飼育、世界でも有数の飼育国
現在、日本では7つのJAZA加盟園館で計18頭のオオアリクイが飼育されています(2025年10月現在)。一見少なく感じられるかもしれませんが、この飼育頭数は世界で第6位に位置しており、日本は世界有数の飼育国の一つです。
そのため、日本におけるオオアリクイの継続的な繁殖や調査データの共有は、国際的な種の保全においても重要な役割を担っています。
当園ではオオアリクイを2頭飼育しております。
(オス:ブンバ)
(メス:サニー)
7園合同による保全啓発活動を初実施
今年、オオアリクイを飼育する全国7園が合同で、初の保全啓発活動を実施します。世界アリクイの日にあたる11月19日を中心に、ブラジルでオオアリクイの保全活動を行う野生動物保全研究(ICAS)の協力のもと、各園で共通デザインの展示パネル掲示やSNSでの情報発信、ガイドイベントなどが展開されます。
王子動物園では、11月16日(日)にガイドイベントを実施します。ぜひご参加ください!
詳細はこちら
(公社)日本動物園水族館協会に加盟するオオアリクイ飼育園館
・静岡市立日本平動物園
・江戸川区自然動物園
・よこはま動物園ズーラシア
・名古屋市東山動物園
・神戸市立王子動物園
・神戸どうぶつ王国
・沖縄こどもの国この機会に、ぜひ園を訪れ、実際のオオアリクイの姿を通してアリクイを取り巻く環境や保全の重要性に触れていただければ幸いです。
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2025年10月23日
世界ユキヒョウの日
今日は“世界ユキヒョウの日”
絶滅の危機に瀕したユキヒョウの保全を考える日。
2013年10月23日にキルギスのビシュケクという街で「世界ユキヒョウ保護フォーラム」が開催されたことを受け制定されました。
この日に向けユキヒョウの「ユッコ」について、ブログにしようかXにしようかそんな話をしたのはつい、先月の事。こんな日がこんなにも早く来るなんて夢にも思わずに…。
少し気温の下がった爽やかな夜明け、とても静かな朝。
ユキヒョウの「ユッコ」は穏やかに息を引き取っていました。
円形猛獣舎のバックヤードはいつもなら個室の檻の中を鳴きながらウロウロしている猛獣たちもその日の朝はジッとし彼女の《死》を知ってか否か、とても静かな空間でした。
動物たちは本能的に《死期》を《命の終わり》を感じるものだと聞いたことがあります。
生きとし生けるものみな平等にその鼓動の止まる時はいつか必ず訪れます。でもそれがいつなのかは明確には誰にも分かりません。
ここで働いている間、突然その時は何度もやってきました。
私たち飼育員は飼育動物の一番近くにいて、彼らの普段を観察し、いつもと違う様子があればそれに気付けるよう日々目を、心を配っています。常にすべての動物たちのそばにいることはかないませんが、具合が悪そうだったり様子の違いに気が付いたときは獣医師と一緒に様子を見たり治療をするかの相談をします。
自然界では“弱っている姿をみせる=自らの命を危険にさらす”可能性がたかまります。
表に出さないことが彼らの身を守る手段の一つでもあり、それは例え長く飼育下におかれていても囲いの中で生を受けても、その身体に「本能」として持ち続け、消えることはないのです。それゆえその変化に気が付いた時にはかなり厳しい状況になっていることも少なくありません。
もっと早く異変に気付いていたなら、いつもと違う様子に気付いていたなら…。何度そう悔やんだか分かりません。しかし、悔やんだところでその命たちは戻っては来ませんしクヨクヨ下を向いていて視野が狭くなったままではここにいる意味はありません。
限られた環境に生きる彼らがこの中で過ごす間、そして自分がここにいる間はせめて自分に出来ることを精一杯したい。
彼らの出す小さなサインに気付けるようにと誓う秋の日です。
Nのひとりごと
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2025年07月29日
世界トラの日
本日7月29日は「世界トラの日」です。
絶滅危惧種であるトラの現状を知り、その保全の為に出来る事を考えようという日です。

当園でもアムールトラのレーニャ(メス)、ミシュカ(オス)の二頭の飼育を行っていて、繁殖を目指しています。
オスのミシュカは7月9日に和歌山のアドベンチャーワールドから新しく当園の円形猛獣舎に仲間入りしたアムールトラです。
ミシュカが王子動物園に来て約1か月経ちましたので、新しいアムールトラ『ミシュカ』の近況を報告して行きたいと思います。
僕自身、トラの搬入は初めての事でしたので園内で打ち合わせをしながら事前に準備を進め、無事にミシュカを迎え入れる事が出来、とてもホッとしています。
動物の移動について少し説明しますと、皆さんのイメージでは動物を檻に入れ、車等の移動手段で運ぶと言った感じでしょうか?
大まかにはそんな感じで進むのですが、動物を檻に入れるにしてもその動物が自分から檻に入ってくれる個体なのか、麻酔が必要なのか等で搬出する側も準備が変わってきますし、運ぶ手段によっても搬出先までどれくらいの時間がかかるのか等も変わってきます。
搬出する動物に少しでもストレスがかからないように、互いの園館同士で相談しながらの作業になってきます。
今回は当園とアドベンチャーワールドは、国内移動のうちではまだ短い時間での移動でしたのでミシュカにもあまりストレスをかけずに来てもらう事が出来ました。それでも、道中の温度管理など最大限配慮しました。
さて、車で約3時間ほどで当園に到着したミシュカはと言うと檻の扉を開けると最初は檻の中で周りを気にしながら外を見ていましたが、すぐに新しい部屋に入り置いてあった馬肉を食べてくれました。
この瞬間、周りにいた飼育係、獣医などみんなが胸をなでおろし、とても安心しました。
この日のミシュカは周りを気にしながらとても緊張した様子でしたので、とにかく緊張を解き、少しでもリラックスしてもらおうと部屋を暗くし、最低限の人数で様子を見守る事にして、ミシュカに過ごしてもらいました。
次の日からもまだ緊張した様子でしたが、しっかり餌も食べてくれていたのであとは少しでも早く環境に慣れてくれたらいいなといった感じでした。
1週間もすると、環境や僕らにも少しずつ慣れてきた様子で「餌はまだですか?」といった様子でこちらを見てくれる様になってきました。
ミシュカが環境に慣れてきたら、次は屋外展示場に出る練習を始め皆さんにもミシュカを観覧していただく予定にはしていますが、そこは慌てずミシュカのペースに合わせていきたいと思っています。皆さんもミシュカに会える日を楽しみにお待ちしてもらえればと思います。
うめもと りょうじ
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2025年05月30日
~おなじそらのした~
朝夕の寒暖差もありますが、ようやく春、いやむしろ「初夏」のような連休明けの日差し。
もう少しゆっくりとうららかな季節を感じたいものです。
園内に足を踏み入れると、まずは目にも鮮やかなフラミンゴたちがお出迎え。繁殖シーズン真っ盛りの彼等はその羽の色を一層鮮やかにして意中の相手にアプローチしたり賑やかに鳴き交わしたりとっても印象に残りますよね。
「あぁ。動物園に来たな~」と視覚・聴覚・そして嗅覚で感じさせてくれます。
道なりに西に進むもよし、ですがそのままフラミンゴ池を北上すると目の前には何だかネットにおおわれた大きな囲いが見えてきます。「何がいるのかな?」という来園者の声がよく聞かれるそこには【水禽舎=すいきんしゃ=】という主に水辺に暮らすカモたちが飼育されている獣舎があります。

主に水辺、と言いましたが、「見目麗しいインドクジャク」や「ファンキーな頭の冠羽(かんう)が特徴的なカンムリヅル」も一緒に暮らしている鳥たちみんなに優しい?そんな獣舎なのです。
水禽舎の北側には入り口があり、中に入ると観覧テラスになっています。
鳥たちが暮らす空間の中に入るため、時には間近に鳥たちを観察することが出来ます。
しか―し…!
ほとんどの場合は近くに鳥たちの姿はなく…
たとえ見つけても寝ている姿しか見えない…
遠くの茂みに隠れていてよく見えない…
せっかく来たのに…。
などなど。まさに「動物園あるある」ですね。
動物園に来たら図鑑やテレビで見るだけの動物たちを目の前で、生き生きとした躍動感あふれる姿に出会える!って思いますよね。
私も以前はそう思っていました。
ですが、飼育員として彼等に間近に接し、向き合うなかでそうではないと感じるようになりました。
自然の野生下で暮らす特に捕食される側にいる彼等の姿はというと、敵から命を守るため身を隠す、捕食者においてもできるだけ省エネのため無駄に動かないのが本来の姿。
そのため、動物たちはあまり目立って動き回るよりも物陰に隠れていることが多いのです。
動物園で暮らす動物たちの中には長い間の飼育環境になじみ、あたかも「飼いならされた感」がにじみ出るものもいます。が、一見なつっこい様子を見せる彼等でも脈々とその身体になかに野生の血が、DNAが存在するのを痛感する場面に出合います。鳥類などは普段は至近距離に近づくことができていても“繁殖シーズン”を迎えると豹変することがあります。
繁殖パートナーを守る。生まれた命を守る。その身に変えてでも「守るもの」ができたとたん、彼等は命がけでこちらに向かってきます。そんな彼等に時折身の危険を感じつつも、その様子に胸が熱くなるのです。「本能は受け継がれている」と。
彼等のそんな野生に近い状態を見ていただくために、普段から彼らの様子を観察し、生活環境が少しでも良くなるように心を配りつつ。
木の陰にうずくまる彼等の邪魔をしないよう落ち葉を集めた水禽舎での日常でした。
限られた忙しいタイムスケジュールをこなす中で、時にはそんな彼等のまったりとした姿をみて、「ゆっくり流れる動物園タイム」を過ごしてみてはいかがでしょうか。
元B・T・N
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2025年04月23日
アカカンガルー「カイ」について
入院舎で長年過ごしていたアカカンガルー「カイ」(オス・9歳)が、2025年3月21日に亡くなりました。死因はネフローゼ症候群(タンパク等が多量に染み出る疾患)の進行による循環不全でした。
「カイ」は、生涯の中で2回起立不能になり、2回とも治療とリハビリで再び歩けるようになったすごいカンガルーです。また、2024年3月からはネフローゼ症候群を発症していました。「カイ」は、入院舎に2021年から暮らしていて、ときには他のカンガルーたちと共に入院舎で過ごすこともありました。大人しくちょっと食いしん坊で、後から来たカンガルーをいつも迎え入れてくれるとても優しい性格をしていました。長い入院生活だったため、今でも入院舎を覗いたら「カイ」がいる気がしてしまいます。決して楽ではないカンガルー生を送ってきた「カイ」。とてもとても頑張ってきたのだと改めて感じました。
『「カイ」長い間お疲れ様、そしてありがとう。』
最後に…来園者の方たちからは見えない所にいる個体だったため、なかなか皆さんにお伝えする機会がなかったのですが、3月9日の大人のための動物園講座で「カイ」について皆さんに発表する機会がもらえたことはとても嬉しかったです。アーカイブ配信もあるので、ぜひ王子動物園の取り組みや、「カイ」を含めた動物たちの頑張りもみていただけたらと思います。
王子動物園 北園担当

(カイ 9歳)
(好物の白菜を食べているカイ)
(ほかのカンガルーと同居の時も)

(リハビリも頑張りました)
(都合が悪くなると寝たふりをするカイ)

(カイありがとう、またね)
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2025年03月31日
また明日ね
たんたんさんが旅立ってから、今日で一年が経ちました。
しかし僕は『#たんたんさんとの思い出』の為、写真を見返していると、「そうかあの時はあんな事があったな、あの時は大変だったな」等、色々な事を思い出しながらの毎日だったので、この一年はあっという間に感じられました。
昨年の3月に『#きょうのタンタン』を休止し、まもなくたんたんさんが旅立ち、その後は皆さんから沢山の声を聞かせて頂きました。

急な話でもあり、当然ですが皆さんすぐに受け入れる事が出来ない様子に思えました。
実際にずっと近くで見て来た僕自身もそうでしたから、皆さんはより受け入れる事は難しかったと想像します。
そんな色々な声を聞かせてもらっている中で、ずっと近くでたんたんさんを見て来た僕だからこそ、皆さんに何か出来る事があるんじゃないだろうかと考えました。
そうして始めたのが『#たんたんさんとの思い出』でした。
『#きょうのタンタン』を始めた理由は皆さんにタンタンをもっと知ってほしいと言う理由からでした。
そうしてX(旧Twitter)を通して、僕の予想を大きく超えるほどタンタンと言うジャイアントパンダの存在は広がっていってくれました。
これはひとえに応援してくれた皆さんのおかげだと思います。
そうして繋がってきた今だからこそ、今度はX(旧Twitter)を通して、僕が皆さんの力になれないだろうかと考えました。
そうしてスタートした『#たんたんさんとの思い出』の中では、
皆さんから沢山の声を聞くことが出来ました。
やはりたんたんさんは皆さんからとても愛されていたんだなと改めて実感したのと同時にとても大きな悲しみも感じられました。
それでも時間と共に少しずつですが皆さんから前向きな言葉を聞ける様になり、少しでも『#たんたんさんとの思い出』が皆さんの力になれている事が、僕にはとても嬉しかったです。
そうして約一年間続けてきました『#たんたんさんとの思い出』ですが、事前にお伝えした通り本日3月31日を持ちまして幕を下ろしたいと思います。
『#きょうのタンタン』、『#たんたんさんとの思い出』とここまで長く続けてこられたのも、皆さんの応援のおかげです。
ここまで応援して頂き、本当にありがとうございました。
しかしたんたんさんの投稿が終わったからと言って、皆さんの中からたんたんさんとの思い出が消える訳ではありません。
僕にとってもたんたんさんと言う存在はとても大きなものとなり、これからも僕の中で思い出としてだけではなく、飼育係の経験としても生き続けて行くでしょうし、皆さんの中でもこれからも色々な形で残っていってくれればと思います。
それでは最後になりますが、今まで本当に長くお付き合いいただきありがとうございました。
そして皆さんの『明日』を願い、最後はあの言葉で締め括りたいと思います。
たんたんさん、そしてずっと応援してくれたみなさん、『また、明日ね』
うめもと りょうじ
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2025年03月31日
「BE KOBE」
3月21日は王子動物園の開園記念日でした。
1951年の開園から今年(2025年)で74周年となりました。
開園記念日の当日は気持ちの良い快晴で、気温も一気に上昇。
春らしい陽気に包まれた穏やかな一日でした!
この時期冬から春へと季節は移り、新年度という節目の時にもなるので、
卒業式や入学式、新社会人といったキーワードのニュースや、
桜の開花予想などもよく目にするようになりますね。
王子動物園も恒例の「夜桜通り抜け」が4月3日(木)4日(金)5日(土)の3日間で開催されることが決まりました。
ぜひホームページなどをチェックして、昼と夜の両方でたくさん楽しんで下さい。
元気いっぱいで愛くるしいホッキョクグマの「ゆめ」や
ようやく名前が決まった赤ちゃんコアラの「おうき(桜希)」も待っています。
(夜は動物たちはご覧いただけません)
ただし、人気の高いどうぶつたちの前は混雑する場合があり、
ご不便をおかけすることもあるかとは思いますが、
どうぞ、小さなお子様などにはゆずりあいなどのお心遣いをいただき、
マナーよく、多くの方に気持ちよく楽しんでいただきたいと思います。
阪神・淡路大震災から20年をきっかけに生まれた「BE KOBE」。
「神戸の魅力は人である」というメッセージが、
神戸らしさや王子動物園らしい魅力にもつながればと思います!
ぶろぐのぐ
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2025年03月09日
ZiZi通信 No.91 テナガザルであーでもない....
ZiZi通信 1年ぶりのアップです。
今回はテナガザルの遊具?木組みの取り換えをしましたのでその件を....
以前は木で組んでいました。木は腐り劣化しますので更新です。
飼育担当とあーでもないこーでもないと考えます。
木組みは雨ざらしなので、数年で劣化してしまうので鉄管で作ることにしました。
鉄管は日光で熱くなるので、遮熱塗料で温度上昇を防止します。
ホントは木がいいのはわかっていますが、テナガザルが齧るから防腐剤も使えないでしょ。
竹ひごでイメージをいろいろ作りました。
結局この3タイプに決まりました。

出来上がりはシンプルで空間が広くなりました。
初めて運動場にテナガザルが出るときは緊張です。
ゆっくりブラキエーションして、チョンと足で触ってくれました。
ゆっくりでいいから早く慣れてね ❣
ZiZi1号
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2025年02月20日
発表会
すでに動物園のホームページなどでお知らせしていますが、3月9日(日)に第45回「大人のための動物園講座」を開催します。
今回の内容は、この1年間に動物園スタッフがさまざまな専門の会議に出席して発表した研究の成果について、みなさんに分かりやすく紹介しようという企画です。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、動物園には大きく4つの役割があります。
① 種の保存
地球上の野生生物を守り、次の世代に伝えていく
② 教育・環境教育
動物の生態を理解したり、生息する場所を守るために必要なことを考える
③ 調査・研究
動物の生態をよく知り、快適な生活ができるように詳しく調べる
④ レクリエーション
動物園で命の大切さや生きることの美しさを感じながら楽しく過ごす
動物園は毎日飼育している動物たちに幸せになってもらいたいと色々なことも考えていますが、これらの役割にも積極性に取り組みながら、動物園や大切な地球のよりよき未来をめざして頑張っています。
今年、王子動物園のスタッフがその成果として大事にまとめてきたものが、
①「床材導入によるアジアゾウの睡眠様行動の変化について」
②「後躯不全麻痺のアカカンガルーのケアについて」
③「三次元網状繊維構造体マットを使用したエゾヒグマの褥瘡治療の一例」
④「動物園内でのタイワンタケクマバチ(外来種)の出現と対策について」
⑤「歩行困難なガチョウに対する東洋医学を応用した徒手療法の一例について」
⑥「園内死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザの発生事例について」
などなどです。
難しそうな言葉が多くて面白くなさそうと思わないで下さいね。
毎月子どもたちにも楽しんでもらえるイベントをたくさん催している優秀なスタッフが、今回は大人のみなさん限定で満足させることは間違いなしなので!
是非とも参加してみて下さい!
対象が15歳以上の方になりますが、神戸市公式イベントサイト「おでかけKOBE」から今週の23日(日)まで申し込みを受け付けております。
https://www.kobe-ojizoo.jp/event/detail/?id=588
さて先月お知らせした梅のつぼみは…
咲きだしましたよ!
ぶろぐのぐ

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