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2025年12月24日
働いて、働いて
1年集中して働いてまいりましたら、あっという間に今年も12月です!
気がつけば、「冬至(太陽の出ている時間が1年で1番短い日)」でした。
動物園で冬至といえば、
恒例になった「ゆず湯をプレゼント」。
今年はこんな感じに♨♨♨
「冬至」の風習として必ずニュースにもなる「ゆず湯」。
この習慣は江戸時代から始まったとか。
「冬至(とうじ)」を温泉で療養する「湯治(とうじ)」にかけて、
お風呂屋さんが始めたとか。
ゆずはこの時期ちょうど収穫期にあたり、
ゆずの果皮には風邪予防や保湿に良くて、
血行促進を促す作用が豊富に含まれているらしいです。
今年は主役!?のゆずが、やや安く手に入ったので少し多めにプレゼント。主役のカピバラやカバにも喜んでもらえたでしょうか。
さて王子動物園ではいま「クラウドファンディングによる寄付募集」を行っています。
というのも動物園には抱えている課題が山積みで…
動物たちのいる建物の老朽化や、物価高によるエサ代の高騰、
動物たちが元気に暮らしていけるように工夫を凝らしながら取り組んでいるエンリッチメントなどなど。
これらの課題を解決して、社会的な役割を果たしながら、ずっとこれからも愛され続けていくためにみなさまの温かい応援とご支援をお待ちしています。
そしてまた来年も王子動物園と動物たちをどうぞよろしくお願いいたします。
来年もこの動物園でみんなず~っと一緒に楽しく過ごせますように!
皆さんもよいお年をお迎えください。
ぶろぐのぐ
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2025年11月22日
はじまりは
とある日曜日、動物園内を巡視中に撮影した一枚の写真。
ホッキョクグマ舎の観覧通路に展示している写真スポットでのひとコマです。
観覧通路のアクリル窓から見えるのは、
12月10日で4歳になるやんちゃ盛りのホッキョクグマ「ゆめ(メス)」。
暑い時はプールへ豪快にダイビング。
涼しくなると巨大化する雪山で得意の穴掘りと
さまざまな行動でみんなの視線をくぎづけにしています。
動物園ではそんな刺激的なホッキョクグマの行動を見て楽しみながら、
たくさんのことに関心を持ってもらいたいと思っています。
ホッキョクグマにもみなさんにも関係する大切なことを。
2年前の2023年から等身大のホッキョクグマと記念撮影できるスポットや、環境問題を取り上げたカンバンなどを作ってみました。
でも、「ゆめ」の見ていて楽しすぎる行動に少し押され気味でして…
パネルのモデルになってもらったホッキョクグマは「ミユキ(メス)」です。
1990年11月30日に大阪・天王寺動物園で生まれました。
王子動物園には1992年1月20日にやってきて、
「灘の貴婦人」と呼ばれた人気のホッキョクグマでした。
2024年1月13日に33歳で亡くなるまでは
「ゆめ」に負けないくらい多くの方から親しまれていましたが、
この日は、少し寂しげに見えたので一緒に写真を撮ってみました。
動物園・水族館ではいま、
多様な生命を育む地球と地球上にいるあらゆる生きものの、
より良い未来のために多様な人々と協力して行動しようと考えています。
11月から12月のこの時期に生まれてくることが多いホッキョクグマ。
これから生まれてくる子たちのためにも、いまできることは何なのか。
温暖化対策とか?保全活動とか?
みなさんと一緒に学んで、考えて、行動していきたいと思います。
ぶろぐのぐ
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2025年10月17日
秋
実りの秋。食欲の秋。読書の秋。スポーツの秋。
みなさんの秋の楽しみ方は何ですか?
私にとっては少しさびしい秋になりました。
先日、新聞を読んでいると訃報の欄に目が留まりました。
「10月1日、動物行動学者ジェーン・グドール氏91歳で死去」
最近はメディアなどに登場する機会が少なくなっていましたが、
動物園、特に霊長類に関心のある人ならば知らないはずがないレジェンドです。
グドールさんは1934年にイギリスのロンドンで生まれ、
1960年からアフリカのタンザニアにあるゴンべ国立公園で
野生のチンパンジーの観察、調査研究を始められています。
動物園で行うイベントに「世界チンパンジーの日」がありますが、
これはグドールさんが1960年7月14日にゴンべ国立公園に
初めて足を踏み入れた日を記念して制定されています。
グドールさんが調査研究を開始された当時は
道具を使うことができるのは人間だけと考えられていましたが、
グドールさんの観察で野生のチンパンジーも器用に道具を使うことがわかり、感情や個性を持つことも発見されました。
世界で初めての発見は人々に衝撃を与え、動物たちに対しての考えや
人間とは何かという哲学にも大きく影響することになりました。
私が動物園で働きだした1980年代、今のように便利な情報システムはなく、
特に世界の野生動物に関係する書籍などは微々たるものでした。
1973年 (昭和48年)発行の著書「森の隣人 -チンパンジーと私-」は、
グドールさんが観察された記録が生々しく、まるで映画を見ているような感覚になり、気持ちがわくわくしたことを記憶しています。
現在、日本動物園水族館協会が将来構想にも掲げているアクションなどには早くから取り組まれており、
地球温暖化や森林破壊など環境問題にもずっと力を注いでおられました。
世界中での活動は情熱的で、
講演のために訪れていたアメリカ・ロサンゼルスで亡くなったらしいです。
知らせを聞いた時には少し感傷的な気持ちにもなりましたが、
グドールさんの情熱を思い起こして、
次世代への希望へと引き継げるようにしたいと思いました。
もし少しでも興味を持っていただけれたら、
みなさんにも自然保護や環境問題に目を向けていただきたいと思います!
ぶろぐのぐ
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2025年09月23日
うらがわ
9月15日は「敬老の日」でした。
動物園ではこの日にちなみ
ご長寿の動物たちにプレゼントをしてお祝いをする
「長寿動物へのプレゼント」を行いました。
当日の11時からはフサオマキザルに。
13時20分からはカバの「出目男(43歳)」に。
13時45分からはチベットヒグマの「マー(35歳)」とエゾヒグマの「サトエ(33歳)」、
ツキノワグマの「クマコ(1999年保護のため26歳以上)」にそれぞれプレゼントをしました。
(もちろんエゾヒグマの「ロクジ(33歳)」にもプレゼントしましたよ)
フサオマキザルにはヨーグルトやフルーツをぜいたくに加えたサンドウィッチを。
カバの「出目男」にはおからを使ったタワーケーキを。
クマたちにはスイカや魚のアジをプレゼントしました。
飼育担当者が工夫をこらしての特製プレゼント!
夏の代表的な果実のスイカもなにげなくプレゼントしているようですが、
9月以降の果物屋さんやスーパーマーケットでは見る機会がなくなりますよね?
いまが旬の果実といえば桃やぶどうですが、
大きくて見栄えのいいあまーいスイカをプレゼントしたいとのご要望にお応えしたく、
考えたのがこれ。
冷凍です!
これならフレッシュなままでプレゼントできます(笑)
味の感想を聞けるなら…ですが、完食してくれたので。
みんな愛情たっぷりのプレゼントで満足してくれたかな。
これからも元気で長生きしてもらって、
来年もまたみんな一緒にお祝いできますように!
ぶろぐのぐ
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2025年08月06日
じっくりと
青い空に白い雲!
朝早くからにぎやかなセミの鳴き声…
あぁ、夏休み!
動物園もいま夏、真っ盛りです!
子どもの頃の夏休みの思い出といえば、
浴衣姿の夏まつりに、花火大会。
早起きして行ったラジオ体操や、海水浴。
突然のカミナリに夕立。大きく切った甘いすいか。
たくさんのことが思い浮かびますね。
そして、何よりも一番が夏休みの宿題、特に自由研究!
子どもにとっても、親にとっても、夏休みには避けて通れない大きな関門です。
最近は気温が異常に上がり、外出するにも気をつけなければならないですが、
そんな時にみみよりなニュースを動物園からひとつ!
動物園で一番涼しい動物科学資料館ではいま、
特別展「はく製たちがやってきた」を開催しています。
昨年6月にオープンした須磨シーワールドの前身、
懐かしの須磨海浜水族園で保管されていたはく製の一部を
この春じつは、王子動物園に移転していました。
そこでこれらのはく製を、
動物園で保管しているはく製と比較、展示して
わかりやすく解説もしています。
珍しい歴史も映像と共に、
動物のひみつも詳しく紹介しているので、
じっくりと読んでもらえればあなたも動物博士に。
さまざまな保全活動(自然環境などを長期的に守る活動)にも触れているので、
環境問題などを研究材料にして
自由研究でまとめてみてもいいかもしれませんね。
あと楽しいクイズもあって、
正解者にはプレゼントもありますよ!
休憩ホールでは13:00すぎに「ペンギンのお食事タイム」もありますよ。
涼しいクールスポットでじっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか!
ぶろぐのぐ
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2025年07月01日
はじめました
梅雨が明けました。
そろそろセミが鳴きだします。
ジャイアントパンダのタンタンは中国に帰りました。
もうそこまで夏がやってきています。
暑くなってきたのでミストシャワーはじめました!
最近の暑さはハンパないので、動物がいる場所にはたくさんの日陰が必要になりますが
みなさんには涼しい場所で休みながら動物を見ていただきたいです。
「コアラ舎」や
「ホッキョクグマ舎」と
「アシカ舎」の観覧通路から
チンパンジーやオランウータンのいる「類人猿舎(放養式動物舎)」などなど。
ベンチに座って冷たい飲み物やアイスクリームでクールダウンして下さいね。
「動物科学資料館」の
休憩ホールではフンボルトペンギンのスピード感あふれる泳ぎが間近でゆっくり見ることができます。
また7月5日(土)・6(日)には動物科学資料館 休憩ホールで、
七夕(たなばた)のイベント「たなばたを飾ろう~動物たんざくに願いをこめて~」を行いますよ。
常設展示室では「住む」「食べる」「育てる」などのテーマごとに、ジオラマや骨格標本、映像や模型、音響などで動物の特徴や体のしくみを楽しく紹介しています。
また学習コーナーでは絵本が読み放題のこども図書室や、専門書などが豊富に揃った図書閲覧室、動画も見られる情報コーナーもありますのでぜひ楽しんでみて下さいね。
ぶろぐのぐ
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2025年06月03日
ふわふわ
沖縄や九州南部で梅雨入りが発表されました。
えっ、もうそんな時期になりましたか!?
確かに…王子動物園でもたわわに、とまでは少し早いですが
小さいお団子みたいな粒がたくさん実ってきました。
ウメ
ビワ
ギンナン
毎年夏までのこの時期はフラミンゴのヒナたちが誕生するシーズン。
ですが、今回は日本人が大好きな鳥のなかま「ペンギン」のお話しを。
ペンギンは寒い地方に生息しているイメージが強いですが、
そのなかまは南半球に広く生息していて全部で18種類います。
体の大きさや模様、生息地などもさまざまでバラエティ(多様性)が豊富です。
王子動物園で飼育されているのは「フンボルトペンギン」。
日本の動物園で最も多く飼育されている種類のペンギンです。
日本からは地球のうらがわあたりになる南米のチリやペルーなどに住んでいます。
気温や気候が日本とほぼ変わりなく、夏でも元気な姿を見ることができます。
動物園では今年4年ぶりに1羽のヒナが誕生しました。
4月7日に誕生してからはず~っと巣の中で親ペンギンに守られていましたが、
最近ようやく巣の外に出てくるようになりました。
ふわふわした黒っぽい羽毛姿がめちゃくちゃ可愛い!
これからあっという間に大きくなって、
エサの時間になるとよちよち歩きで魚をねだりにやってくることでしょう。
ただし…
今はまだ担当飼育係の姿を見つけると親子共に巣の奥へ引きこもるらしいので、
お世話していない時をねらって探してみて下さい!(笑)
ぶろぐのぐ
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2025年05月16日
ゆとり
毎年5月10日から16日までの一週間は「愛鳥週間」です。
「愛鳥週間」は1947年、公益財団法人・日本鳥類保護連盟が結成された時に4月10日を「バードデー」と定めたことから始まりました。
1950年からは現在と同じく5月10日から16日までの一週間を「愛鳥週間」と定めています。
この期間中には野鳥の保護と自然保護への理解を深めるために、全国各地でさまざまなイベントや啓発活動が行われています。
日本鳥類保護連盟が主催している「全国野鳥保護のつどい」や、
各都道府県の自治体や学校などが募集する「ポスターコンクール」、
環境省が後援している「ヒナを拾わないで!!」キャンペーンなどなど。
兵庫県が実施している「愛鳥週間用ポスター原画コンクール」の募集広告を、
小学生や中学生の時に学校などで見た記憶はありませんか?
令和6年度の金賞から佳作までの優秀作品30点は、
兵庫県立三木山森林公園で5月25日(日)まで優秀作品展として展示されているらしいです。
王子動物園にも季節ごとにたくさんの種類の野鳥がやって来ます。
いまの時期は木々の緑も濃くなって、冬に比べると探しにくくもなるので
観察できる種類もやや少なくはなりますが、ムクドリやカワラヒワ、シジュウカラ、ツバメなどを見ることができます。
ゴールデンウイークが終わって慌ただしく過ごし始めたこの一週間、
少しだけ気持ちにゆとりをもって、
身近にいる野鳥のことや自然のことを考えてみたりしてみませんか。
ぶろぐのぐ
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2025年04月22日
沼る
春休みも終わった動物園では桜の花びらが盛んに散っています。のんびりと歩いていたら、
「あれっ!」
いつも見るタンポポとは… 花びらが白くて、中央が淡い黄色。
なんだこれは!?と急いでスマホで撮影し、すかさず検索!
便利な時代になりました。
日本の自然の中で昔から自生している在来種(ざいらいしゅ)「シロバナタンポポ」でした!
こちらがよく見るタンポポ。
鮮やかな黄色のタンポポは、在来種の「カントウタンポポ」と
ヨーロッパなどが原産地の外来種(がいらいしゅ)である「セイヨウタンポポ」です。
見た目はほとんどそっくりな種類のタンポポですが、
在来種と外来種のちがいは、花の下にある「総苞(そうほう)」という緑の部分で、
一般的には下向きに反り返っている種類の方が外来種のタンポポと言われています。
いろいろ調べてみると、最近は在来種と外来種の雑種化も急速に拡大しているそうで…
ほんわかとした気分のままのタンポポばなしではなくなりそうです。
外来種については時々ニュースなどでも問題にはなりますが、
身近な風景が生態系や環境問題にまでつながってしまうと少しさびしくなります。
でも、大事にしたい身近な自然の未来についてもう少し深く考えながら、
しばらくタンポポの花の下側を気にして歩いてみようかと思います。
ぶろぐのぐ
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2025年03月31日
「BE KOBE」
3月21日は王子動物園の開園記念日でした。
1951年の開園から今年(2025年)で74周年となりました。
開園記念日の当日は気持ちの良い快晴で、気温も一気に上昇。
春らしい陽気に包まれた穏やかな一日でした!
この時期冬から春へと季節は移り、新年度という節目の時にもなるので、
卒業式や入学式、新社会人といったキーワードのニュースや、
桜の開花予想などもよく目にするようになりますね。
王子動物園も恒例の「夜桜通り抜け」が4月3日(木)4日(金)5日(土)の3日間で開催されることが決まりました。
ぜひホームページなどをチェックして、昼と夜の両方でたくさん楽しんで下さい。
元気いっぱいで愛くるしいホッキョクグマの「ゆめ」や
ようやく名前が決まった赤ちゃんコアラの「おうき(桜希)」も待っています。
(夜は動物たちはご覧いただけません)
ただし、人気の高いどうぶつたちの前は混雑する場合があり、
ご不便をおかけすることもあるかとは思いますが、
どうぞ、小さなお子様などにはゆずりあいなどのお心遣いをいただき、
マナーよく、多くの方に気持ちよく楽しんでいただきたいと思います。
阪神・淡路大震災から20年をきっかけに生まれた「BE KOBE」。
「神戸の魅力は人である」というメッセージが、
神戸らしさや王子動物園らしい魅力にもつながればと思います!
ぶろぐのぐ

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