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最新ニュース

  • 2024年04月28日

    ZiZi通信 No.91 プルプル....

    ご無沙汰しています。

    世の中、ゴールデンウィーク!!!

     

    開園前に園内を回ってたら、ホッキョクグマ舎の水面がゆれているのが目に入りました。

    ユメが水に入っている証拠です。

    あれえ?泳いでないやん。上がったばかり?

    DSC09640

     

     

    おお、首が長い! ホッキョクグマやからね。

    DSC09643

     

     

    ドボ~ン!

    DSC09645

     

     

    とてもまったりした感じです。

    DSC09646

     

     

    朝一はユメがとてものんびりしてる感じがすると飼育担当と話しました。

    DSC09647

     

     

    静かな...

    DSC09651

     

     

    静かな...ひと時!

    DSC09652

     

     

    と思ったら、水から上がってプルプルってして行っちゃいました。

    DSC09653

     

     

    ありゃあ! またね!

    ZiZi1号

  • 2024年04月27日

    六甲山の自然 10 ニホンヒキガエルの卵

    昨年「六甲山の自然1」でニホンヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)と幼体(子ガエル)を報告しました。
    今年の2月29日に同じ場所へ行ってみたところヒキガエルの卵塊を3か所で見ることができました。
    3か所の卵塊すべてが水中に没した木の枝に巻き付くように産み付けられていました。大きな卵塊だと5m以上になると言われています。今回見つけた卵塊は、大きいものでも長さ約2mでした。

    卵塊1

     

    卵塊2

     

    卵塊3

     

    写真4 拡大

    写真を拡大すると、卵塊は紐状で木の枝に巻き付けているのがよくわかります。 

    写真5 さらに拡大

     

    さらに拡大すると黒い卵の周りが紐状のゼリー層に覆われているのがわかります。
    このゼリー層は受精のために必要であり、物理的な衝撃やバクテリアの侵入、乾燥から卵を保護していると報告されています。
    今回卵塊を見つけた池には鯉やブラックバス、ヘビ類、鳥類などカエルを捕食する生物を確認しています。池の周辺の林や小川ではタゴガエルやニホンアカガエル、モリアオガエルを確認していますが、この池での産卵はありません。唯一ヒキガエルだけが繁殖しています。
    このような池でヒキガエルが繁殖できる要因としては、ヒキガエルは幼生、成体ともに毒成分を持っており捕食者が忌避するからだと考えられます。
    4月になったのでそろそろ沢山のオタマジャクシに会えると思います。

  • 2024年04月19日

    たんたんさんとの思い出を

    2021年3月に心臓疾患が判明し、その後は日中で協力し、全力でたんたんさんの治療にあたってきましたが、3月31日午後11時56分にたんたんさんは亡くなりました。 

    ★DSC_0136

    病気が見つかった時、食べ物へのこだわりが強いたんたんさんに、どうやって薬を飲まそうか、とみんなで頭を悩ませました。

    薬を飲んでくれると、次はどんな検査が必要で、どうすれば検査が出来るのか、と考えが尽きる事はありませんでした。
    たんたんさんもこちらの要望に応えてくれて、投薬に治療と本当にたくさん頑張ってくれました。

     

    約三年間、たんたんさんの頑張りなくしては無かった日々だと思っています。

     

    「本当に良く、頑張ったね、ありがとう。」という思いで、今は一杯です。

     

    皆さん、たんたんさんの頑張りを褒めてあげて下さい。

    そして、たんたんさんをたくさん、たくさん好きでいてくれて、本当にありがとうございました。

     

    ★IMG_1542

     

    うめもと りょうじ

  • 2024年04月19日

    動物専門員の日常#09“今日は飼育の日~謎すぎる生態 オオアリクイの鳴き声編~”

    4月19日は語呂合わせで“飼育の日”(*‘∀‘)

     

    公益社団法人日本動物園水族館協会が、飼育員の仕事を通して、動物園・水族館の動物を取り巻く仕事への理解を深めることを目的に2009年に定めました。

    今日は飼育の日にちなみ、さまざまな園館で飼育体験やイベントが開催されていることだろうと思います。

     

    飼育の仕事については過去のブログで3回に分けて紹介してますので、

    ぜひ、ご覧くださいね(*’▽’)

    (画像1)飼育のお仕事の3じって?

     

    ▼こちらからどうぞ

    ・動物専門員の日常 #03 “振り返るとそこにはう・ん・ち”

    ・動物専門員の日常 #05  “エサづくり~調餌編~”

    ・動物専門員の日常 #06 “動物たちへのエサやり~給餌編~”

     

    さて、今日の本題です。

    “飼育の日”にちなみ、オオアリクイの飼育をしている中で

    私がとっっっても驚いたことを紹介します。

     

    時を遡ること、数か月前の話。

    担当になって、オオアリクイの日課作業を1人でできるようになった頃です。

    IMG_9215

     

    オオアリクイのこと、そして当園で飼育している“サニー”と“ブンバ”のことを知るためにじっくりと観察したり、行動の記録をとってみたり、

    先輩に過去のことを聞いたり、資料や文献を読んだり、時には他園館の担当者に聞いてみたりしてました。

     

    “歯は生えておらず、舌のみを持つ動物なんだ!φ(・ω・)フム”

    “え、意外にも泳げるのね(*’▽’)”

    “今日はいつもより寝ているなぁ、なんでだろう。。。”など。

     

    国内での飼育頭数も少なく、分からないことが多いオオアリクイの飼育と生態の魅力にすっかり惹かれていました。

     

    そんなとき、ふとある疑問が浮かんだのです。

    「オオアリクイって鳴くの?」

     

    早速、先輩に聞いてみました。

    「おう、ピヨピヨピヨと鳴くで。」

     

    私「・・・・・え、嘘ですよね(´・ω・)」

     

    当時、オオアリクイが“ピヨピヨピヨ”と鳴くと信じることができず、

    真顔でそんな返事をしたような気がします。

     

    滅多に鳴くことがないというオオアリクイ。

    「担当し続けてたらいつか聞くと思うで~」と言われていたのですが、

    鳴くそぶりはありませんでした。

     

    そんなやりとりがあったことをすっかり忘れかけていたある朝。

    先輩が言っていたように、本当に!!!!!!!

    オオアリクイの“サニー”から鳥のさえずりのような声が聞こえてきたのです!!!!

    (;゚Д゚) (;゚Д゚) (;゚Д゚)

     

    “ピィヨ、ピヨ、ピヨ”

    “ピィヨ”

     

    ▼そのときの動画がこちら

    (※最初、画面が逆さになっています。ご了承ください。)

     

     

    すぐに換気扇を消して、撮影したのですがほんのわずかな動画しか撮れませんでした。

     

    これが、オオアリクイのサニーの鳴き声です。

     

    まさかあの風貌から鳥が鳴くような声がでてくるなんて・・・!

    衝撃でした!!!(;゚Д゚)

    オオアリクイってとってもユニーク!

     

    “鳴き声でお互いにコミュニケーションをとることはできるのだろうか?”

    “鼻が長いからこそ出すことができる高さの音なのでは?”

    “そもそもこれは本当に鳴き声と定義できるの?一体、どこから音が出てるの?”

    “どういう条件で鳴くの?もしかして恋のシーズンと関係あるの?”

    “幼獣と成獣で鳴き声は違うの?なぜ?”  など。

     

    謎は深まるばかりです。

     

    動物たちの知られざる生態や生理を知ることができるのも、

    その不思議な生態を解明する手がかりを見つけることができるのも、

    飼育員の仕事の醍醐味のような気がします(/・ω・)/

     

    分からないことが多いオオアリクイの魅力にますます惹き込まれていくのでした。

     

    動物専門員 あお

     

  • 2024年04月05日

    ズゼの誕生日

    4月5日はズゼの誕生日です。今年で34歳になりました。
    ズゼが王子動物園に来たのは1996年9月、まだ6歳の時でした。
    知らないところに来たため、リガから一緒に来たサウエルスさんの姿が見えなくなると落ち着かなくなり、寝室の中をぐるぐる回るばかりでした。餌も食べず水も飲まないほどでした。歩き回って暑くなったのか自分のおしっこをかぶりだしました。ホースで水を与えると歩きながら水を浴びていました。

    何か落ち着かせる方法はないかと考えたとき、ズゼが運ばれてきた輸送箱の中に丸太が入っていたのを思い出しました。
    ズゼにその丸太を渡すと前足の間に挟んだり、体と壁の間に挟んだりして落ち着きだしました。人間の子供がお気に入りのタオルを持って安心している様な感じでした。その丸太も使っているうちに小さく削れていき、マックと遊ぶようになってからはマックがその丸太を投げてしまい危ないため、やむなく取り上げました。

    今ズゼが夕方寝室に戻ってくるとき、自分の糞を一つ持って帰ってくるのはその名残かもしれません。汚いなんて思わないで、この話を思い出してください。

     

    ズゼズゼとマック