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最新ニュース

  • 2026年08月25日

    アジアゾウのマックについて

    前回のお知らせの後も、マックの足の治療のためにできる限り対策を行ってきました。ここで、これまでに行ってきたことを並べてみます。

     

    寝室の柵を改修し、簡易のPCWを取り付けたことでより安全にマックに近づけるようになったので、足の患部の洗浄と消毒がより確実に出来る様になりました。患部の壊死組織を直接取り除いたり、伸びた爪を切ることもできました。柵越しに繰り返し体に触り、慣れてもらうことで、初めて採血も出来ました。

     ゾウ①

     

     

     

     

     

     

     

     

     

      患部の洗浄と消毒は1日4回行っていました。オゾン発生器を使いオゾン水(オゾン水には細菌やウイルスの除去に高い効果がある)で足の洗浄もしました。足浴槽は更に深く改修しました。暑さ対策として電解質をとるためにスポーツドリンクも飲ませました。少しでももたれかかって休めるように放飼場に砂山も作ってみました。足の血行を良くするために温水を体にかけたり、足を何度も上げ下げさせたり、放飼場を歩くように誘導しました。これらの対策により、マックの足が悪化しないよう、できることを工夫してきました。

     ゾウ②

     

     

     

     

     

    そんな中、先日よりマックが寝室に入らなくなってしまいました。前日の朝に寝室に入るときに少しバランスを崩したようでした。それでもその日はその後何度か寝室に入ってきていました。

    はっきりとした原因は分かりません。マックはとても慎重な性格で、どうしても気になることがあるのでしょう。

    そのために、今まで寝室で行っていた治療が一部できなくなってしまいました。現在は放飼場で洗浄と消毒を行っていますが、下が土なので今までのように清潔な環境ではありません。少しでも清潔にと治療するスペースの土をどけてコンクリートの状態にして行っています。今はなんとか寝室に入ってもらおうと、気になっていそうな段差をなくしたり、おいしいおやつで誘導したりなど、いろいろなことを試しています。

    ゾウ③

     

     

     

     

     

     

    マックの対応は飼育係だけではなく、獣医師や管理運営係、設備担当など園全体で現状マックに出来ることを日々相談して行っています。

    なかなかこちらが思うとおりにいかないこともありますが、少しでもマックの状態が良くなる様、またズゼにもできるだけストレスが掛からない様に、これからも試行錯誤しながら飼育をしていきたいと思います。